他人の物を勝手に売れない。

 例えば、課長のみ一律賃金カットをするとき、労働条件の切り下げになるので、正規社員の労使協定は、非組合員には拘束力はないので 本人の同意を得ないとカットはできない。カットする理由を縷々説明して異議申し立てがないと黙示の同意を得たとみなされる。

  一人ひとりに提案して同意得るのが大変だから労働組合に提案して組合が課長の賃金カットを認めたとしても個別同意が不要なわけではない。

 そもそも組合が非組合員の課長のことを決めること事体できない。これは再雇用とて同じ。 

 労働力は商品であり、その価格は賃金である。他人の賃金を勝手に協定されて売ることはできない。