現場は防護メガネとマスク着用を義務づけられて、編み上げ靴またはゴム長靴を履いて仕事する。夏は現場歩くだけで汗だくになる。夏にゴム長履いて仕事すると靴の中に汗がジャブジャブと溜る。
ずいぶん昔といつても40年位前に職務給格差のあり方で、現場から「事務所はクーラーがんがん効いていてサンダル履きして仕事している。自分たちは安全靴半額負担してその分賃金高くないと不公平だ」と意見がでた。
その当時は、安全靴も作業服も半額負担で月賦で給与天引きしていた。
昭和53年1978年に、社員の30%83名の人員削減をした直後、東京本社からK氏が戸畑製造所の所長として赴任してきた。その時、事務所の人達がサンダル、スリッパ履いて仕事していたので、きちんと靴を履くように指令した。会社も安全短靴を無料で配布した。
女性もサンダル履きする人はいなくなった。自分も便所のスリッパのようなもの履いていのを短靴に変えた。夏はサンダルで出勤をして少し抵抗したが、製線サブまでの道路が汚れて足が汚れるので止めた。
机の下でスリッパ履くのは許すが、椅子から離れるときは、靴を履かず事務所内を歩行すること40年前禁止された経緯があったことを継承されていない。サンダル履きの役職者が禁止令を出すだろうか。