携帯電話なんてない時代の昔。先輩との角打ちが呼び水となりスナックに行く。酔って飲めなくなり、時間を知りたく時計が探すも壁に掛けていない。腕時計は質屋いれて飲み代つくっるので、カウンターの女性に「何時やろか」と尋ねたら、「もう帰るんね」と返された。スナックに時計かけない理由がそのとき分かった。
腕時計外させて「時間忘れて倒れるまで飲もうや」と言ってみたいと思いませんか。
毎日新聞に次の川柳に選句されていた。
スナックの壁に時計は掛けていない。(西宮B型人間)
仲畑流万能川柳 2014.7.16毎日新聞