2014.12.15
光和精鉱株式会社の冬の賞与は2014.12.8夏同額の組合員平均50万円で支給されました。
3月末の年度末賞与に期待が関心ことになつています。支給目途は協定書によれば3月28日土曜日目途となつています。金額は当年度経常利益見込み額にスライドして次の算式で決まります。
2014年度末賞与算出計算方法
組合員平均年間賞与額=80万+当年度経常利益見込額/1000
賞与査定期間は、当年度勤務期間で社員の場合、会社都合以外退職で支給当日在籍していない人には支給されません。再雇用者の中途退職は当初予算経常利益をもっての年度末賞与見込額で計算した額100%支給されます。経常利益見込額が途中で増えても賞与は反映されません。(退職時の確定賞与額とする規定は明記されてない)
経常利益見込み額が2億円未満の場合は、年度末賞与0ゼロです。既に夏冬100万円支給済みですから、減額精算はなりません。それならば、100万円最低保証する旨を明記すればよさそうなものですが、そこは80万円をベースとしての表記するズルサを感じます。最低保証は事実上100万円となります。
さて、会社の現況収益は、良好で今年度の経常利益は予算より大きく上振れすることが予測されます。
昨年度の正規社員の労働組合との協定は、「1億から4億の範囲外は別途協議」としていましたが、決算確定は、見込額より大く超えたので、翌年度夏に追加支払をしました。そのときの係数は1/1000で計算されました。
今年度2014年度は青天井の協定です。決算の経常利益を調整するため、いろんな引当金や減価償却とならないように修理や物品購入などして利益を減らす調整をするでことでしょう。
2月末に当年度決算見込み額を出し、当年度末賞与支払調整するための賞与方式は、業績連動賞与(似非)でなく決算調整賞与です。当年度業績反映は翌年度支払でおこなえばよいことです。
年3回賞与支給するようになつた動機は、賞与引当金減らしてどうしても決算黒字化するために、合法的な厚化粧したたため、止めるに止められなくってしまつたと推察します。2015年も年3回の決算調整を続けるのか光和精鉱㈱は何ら言及してない。
平成26年度 2014年度 賞与協定額骨子
組合員平均年間賞与額=80万+当年度経常利益見込額/1000
経常利益見込額は2億円未満のときは年度末賞与は支給しない。
算定期間 平成26年4月1日から平成27年3月31日
支給日 平成27年3月28日土曜日目途(土曜日は銀行休みだから前日になる?)
経常利益と年間賞与の計算表
組合員平均額 | ( | 単位万円) | |||
同差/1000 | |||||
経常利益見込額 | 変数 | 定数 | 年間計 | △夏冬既払50万*2 | 年度末額 |
0億円 | 0 | 80 | 80 | -100 | 0 |
1億円 | 10 | 80 | 90 | -100 | 0 |
2億円 | 20 | 80 | 100 | -100 | 0 |
3億円 | 30 | 80 | 110 | -100 | 10 |
4億円 | 40 | 80 | 120 | -100 | 20 |
5億円 | 50 | 80 | 130 | -100 | 30 |
6億円 | 60 | 80 | 140 | -100 | 40 |
7億円 | 70 | 80 | 150 | -100 | 50 |
8億円 | 80 | 80 | 160 | -100 | 60 |
9億円 | 90 | 80 | 170 | -100 | 70 |
10億円 | 100 | 80 | 180 | -100 | 80 |
上限はない。