イオウ炊き記念テレホンカード1995.2.28
テレホンカード5枚ほど所有しているが、携帯電話が普及して公衆電話が減ってテレホンカードを使うところがなくなった。
さて、光和精鉱㈱は硫黄焚炉竣工記念として500円のテレホンカードを配りました。昭和53年人員削減でつづき、再び人員整理をするので、ちっとも嬉しくはなかったです。
光和精鉱株式会社は同和鉱業(現DOWA-HD)の国内硫化鉱で硫酸を製造し、硫酸焼鉱で高炉ペレット原料を製造することを目的に設立された。設立当初の社員は、同和鉱業の小坂、花岡、柵原の鉱山合理化での光和精鉱へ転籍した方々でスタートした。いまは、同和鉱業から転籍してきた先輩は退職しいなくなり、岡山弁、秋田弁の会話を聞くことがなくなった。
あいつぎ国内鉱山が閉山し、輸入硫化鉱して硫酸生産続けるが、1995年イオウ焚で原料転換する。あいかわらず硫酸は余剰で価格は回復せず、採算とれず、わずか6年間で硫酸製造を止めます。
このイオウ焙焼炉は休止から13年経っのにまだ解体せず残っています。
硫酸製造の沿革
1961.2.10 光和精鉱設立
1962. 硫酸第1工場稼働
1967 硫酸第2工場稼働
1972 若松響灘硫酸工場建設計画中止
1976 硫酸第2工場休止
1987 国内硫化鉱減り海外輸入硫化鉱使用開始
1995 硫酸原料溶融硫黄焚に転換
2001 イオウ焚硫酸生産全面休止
2002 新産廃焼却炉稼働