1. 契約社員から正規社員に採用されたときの勤続通算
光和精鉱㈱は、契約社員の雇用期間が正規社員に登用されるとき、通算される規定を削除して労働契約更新している。正規社員になつての退職金の勤続年数に加算されないことになる。
中途採用の場合は、1年間契約社員とし、正規社員として採用すると約束は労働契約に明記していない。ですが、契約社員期間は正規社員として通算するとある。人によって、時期によって自由に作成できるのが個別労働契約です。
契約社員雇用契約書 抜粋
9.退職金
なし。ただし正規社員となつた場合は、この契約期間の勤続年数を通算し社員退職金規則により支給する。
2.契約社員には2つのコースがある。
① 派遣業務26種類以外の一般派遣業務期間3年以上経過し、派遣社員から光和精鉱㈱の契約社員とし採用し1年毎の契約更新する。
② 中途採用で、契約社員として採用し、1年経過したら雇用期限のない正規社員として採用する。
最初から嘱託身分で採用する例もある。中途採用でも始めから正規社員として採用する場合がある。
一般派遣業務は、人が変わってもリレーされ派遣業務期間の通算ですが、人が変われば派遣期間はリセットされると思っている人が多い。
採用や契約更新のとき、会社から一方的に提示される労働条件が不利益となつていても、独りで交渉しても「イヤなら辞めてもらっても構わない」言わんばかりに不利益となる契約改定を強いられる。
新卒の場合、光和精鉱は「試用」なのに「採用」辞令だしている。試用期間3か月は勤続に通算される(就業規則)で規定されている。そもそも、試用期間などいまどき設けることが無用です。