厚生労働省が11日発表した2月の労働経済動向調査によると、従業員が「不足している」と答えた事業所の割合から、「過剰」を引いた労働者過不足DIは正社員で2014年11月より9ポイント高い31となり、比較できる1999年2月以降で最高となった。景気回復を受け製造業、運送業、医療など幅広い業種が少子化で細る人材を奪い合っている(日経新聞2015/3/11 22:21)
株価は日経平均で2004.4.11来14年11か月ぶりに19000円を超えた。春闘ベアで購買力が上がる期待で株価を上げた要因となったと言っている。株式投資を勧誘する証券会社のアナリストは、いつも景気は上昇するという。この先景気はよくなると強気判断ばかりする。ですが、経営者はいつも先行き不安で儲けをため込む。大企業は巨額の内部留保の一部を取り崩せば、ベアに応じることができる。麻生太郎さんが「そんな経営者はただの守銭奴」と失言して叱られたが、アベノミックス成功させるにはベアがないと経済は失速する。
少子化で人口が急激に減っている。私立高校の友人の定年した先生は、生徒が減って時給制に変えると言われていたと話す。製鉄関連A社は昨年2次募集しないと新卒採用定数を確保できなかった。先行き人手不足感は、企業の新卒求人定数を増やしている。新日鐵住金は 2015年度見込み849人が 2016年度計画 1620人と採用増やす。
人口は減る、労働力人口も減る。年金給付年齢延長し無年金でも安い賃金で65歳まで労働力として調達する仕組みや生涯派遣労働者使える仕組みを経団連、財界の策略している。バブルの時代に3K職場を敬遠され三交代勤務の「金の卵」の言われた時代があった。
声を上げないといつまでも変わらない。
運命なんてものはない。未来は自分でつくるものだ。(映画ターミネーター)
あきらめたら、そこで試合終了ですよ (漫画スラムダンク)