光和精鉱株式会社は、社宅・寮料の値上げ通知を2015/4/9付文書を4/14入居者に配布した。
そのお知らせ文書の前文で、労働組合が合意したことを「錦の御旗」のように書いているだけで。値上げする理由については、一言も書かれていない。
労使協定は組合員範囲でのみ効力があって非組合員には協定の効力はない。
すでに年齢別社宅料金の改定はしているのに、さらに社宅入居年数が5年超えたら3000円値上げする。そして3000円の住宅手当を社宅・寮入居者へ60歳未満へも支給するとしている。
入居5年未満は加算なし、入居6年から10年未満は+3000円、10年以上15年未満は+6000円 16年以上17年未満は+9000円、17年以上は6000円に毎年1000円加算する。。
住宅手当3000円は5年未満貰えるが5年を過ぎたら3000円増となる。どうしてこのような体系にしたのか。
消費税の値上げは、政府はいろいろ理由を国民に説明して実施している。政府の理由に納得できないが、政府として説明はきちんとしている。
規則や制度が変わるとき、変更するときは、その動機=理由、目的がある。ずっと先の目的は隠すとしても、値上げする時点での目的理由を説明しないのはないでしょう。正規社員組合役員へは説明しているとしても、組合は非組合員に説明する義務はありません。非組合員、社員全員への説明責任は、会社にあるのです。
以下社宅入居者への改定通知の前文を紹介しておく。
理由説明ない言えば、年度末賞与を今年から廃止する理由を黙秘して説明はない。
H27.4.9
社宅。独身寮入居者 各位
総務部
(お知らせ)
住宅手当支給対象者の拡大と社宅・寮の利用年数による料金増額制度
導入について
平成27年4月3日、光和精鉱労働組合より「平成27年度労働条件改定要求に対する会社回答」に対して妥結する申し入れがあり、会社回答の一項目である「住宅手当支給対象者の拡大と社宅・寮の利用年数による利用料金増額制度導入」についても下記内容で妥結いたしました。つきましては、平成27年4月より、社宅寮の居住者にたいして、下記の取り扱いといたしますので通知いたします。
記
1住宅手当支給対象者の拡大と社宅・寮の利用年数による料金増額制度導入
概要説明略
2、各人の改定内容
略