作業服の洗濯

エメロンシャンプー(ライオン) CMにつられて今まで髪を石鹸からシャンプーで洗うようになつた。昭和のヒット商品だつた。
エメロンシャンプー(ライオン) CMにつられて今まで髪を石鹸からシャンプーで洗うようになつた。昭和のヒット商品だつた。

2015.6.16  

作業服を会社が洗濯してくれるようになった経緯

 

 光和精鉱株式会社が作業服洗濯を九州美装の委託したのは、1976昭和51年?でした。

 それまでは、2糟式洗濯機が6台ほど置いていて、風呂に入る間に洗濯して、乾燥室に干していました。洗濯機に空がないことも多く、構内バスを遅れせることもよくありました。作業服をまとめて洗濯するため仕事中の合間を洗濯する人もいました。洗濯機が故障しても会社はすぐに買い換えてくれませんでした。

 洗剤と入浴用石鹸の支給を要望して会社は支給してくれました。シャンプーは自分持ちでした。当時流行していたエメロンシャンプーをみんな使っていました。

 労働組合は、作業服をまとめて洗濯してもらうと、汚れを気にしないで働けるようなると要望しました。会社をこれに応えてくれました。作業服の洗濯を清掃会社に委託したのは画期的でした。会社にも汚れをいとわず作業してくれるのでメリットはありました。作業服洗濯は他社より優位な福利厚生施策と皆んな悦びました。

 考えてみたら、作業服が汚れがひどいのは、それだけ環境環境が悪いからなのです。よその人へは自慢できることではありません。製鉄構内で一番作業環境のワーストランクを角打ちで見知らぬ人がしていました。伊藤油化、光和精鉱、濱田重工、製銑コークス工場とランク付けを聞いたときは、「きちゃないけど、作業服を会社が洗濯してくれる」と自慢したかったが、勤め先名乗れず、じっと会話を聞いていました。