2015.8.1
逆らわずいつもニコニコ馬鹿んマネする。
残業ゼロ法案は、今国会で成立の延期させ、戦争法案と生涯派遣法案の成立させると新聞報道があった。安倍政権指示率は過半数を割った。憲法9条が変えずに海外への戦争派遣するのは、どう憲法解釈しても憲法違反です。
賃金は労働時間の長さてはなく、成果に対して支払うとする。出来高賃金の残業ゼロ法案は、個々の成果をどのように計るのか難しい。個々の目標設定で、無災害、休止削減独り努力しても達成できない。だから最近はチームプレーに回帰している。トヨタはリーダーから組長、工長の職制呼称を復活させた。
新日鐵住金の進藤孝生社長は2015年頭挨拶で「Honor is Equal-即ち役割や貢献の仕方は違っても名誉は平等にわけ与えられる」とラクビーの格言を引き合いに社員に訓示している。
DOWAの故・吉川廣和氏は「強引に形から入るのが私の流儀」と『壁を壊す』でうぬぼれている。
DOWAは「集中と選択」で、「未踏領域への挑戦」とスローガーンを掲げている。将来性のない事業は切り捨てし、海外への未知の領域へ挑戦を志している。持ち株会社本社人事は、子会社出向前提の採用です。
働き方の意識を変える手段として、フレックスタイム、フリーアドレス、そして目標管理は残業ゼロ法案成立すると成果主義人事は成就する。
光和精鉱株式会社は、この数年、各部の目標テーマも掲示板で公開されなくなった。目標が陳腐化して予算達成とか無災害とか法令順守とかの当たり前のことを掲げるようになってきた。 中期計画あるみたいだが、みんなに広報していない。実は利益目標はあっても期計画はなくてよいのかもしれない。
東芝は決算水増しで「上司に逆らえない企業風土」と評定受けて、役員が連座して辞任した。どこの会社も上司に逆らうと謀反者として排除されものです。
八幡製鉄所構内では、逆らわない抵抗しないで「馬鹿んマネする」という言葉があります。八幡製鐵所に勤務歴のある作家・佐木隆三氏は、エッセーで何度か「馬鹿んマネして抵抗する」処世術を語っています。くだらん、意味のないことを指示することに従うには、バカにならないとやってられない。