2015/9/14
台風経路は予見可能
台風18号の豪雨で鬼怒川の堤防が決壊したのは痛ましい。栃木県常総市の市長が非難指示を事前にださなかったことが責められている。どこが決壊するのが予測ができなかったと抗弁していますが、災害事故を予見できない場合は、責任を免責されます。50年に一度の大洪水だっとしても、洪水に備えて堤防造っているのですからこれが決壊したのは、ある意味行政の責任であります。
フクシマ原発事故で地震と津波が想定外の強さだったので、安全対策措置を講じることができなかったした検察審査会の決定を取消して、業務上過失致死傷罪で起訴することになりました。これから裁判で東電の幹部の責任が明らかになっていきます。放射能事故が起きないようにするには、原子力発電所を稼動させないのが最良な方法ですが、これまた、考えられる全てのリスク回避措置を講じるとして、川内原発を再稼働しました。原発稼動は、お金と命を価値観の違いで賛否両論があります。
さて、2015/8/25颱風のときの自宅待機措置について、2015/8/28安全衛生委員会で論議された。会社責任者から「メール発信の時間帯を極力、考慮するように努める」との答弁があったが「どのように考慮する」のかは言及していない。
2015/8/25台風15号は、颱風は朝の出勤時間帯に当たり、JR、バスは運行休止し、マイカーも強風で交通困難でした。光和精鉱は、当日家をでる間際になって、自宅待機なる緊急連絡をメールで配信しました。メールを見ていない人もいました。既に家を出発していた人もいました。メールの趣旨は「自宅待機して交通復旧したら、出勤するよう」との指示でした。台風が過ぎて出勤できるようようになったのですが、出勤しない人は欠勤扱とする旨の配信をしました。出勤する人としない人がいました。
八幡製鉄所は前日夕方に、明日は全日休業することを周知していた。関連会社も臨時休業をすることを指示していた。光和精鉱は、大型台風が直撃することを十分に予見できていたにも拘わらず、当日朝になって「自宅待機」を指示したのです。
交通機関が遮断されたときの、勤務取扱い既に規程がある。出勤勤務しない人を有給としたら、出勤した人とのバランスがとれないく、逆不公平となる。しかし、当日朝、自宅待機させ、出勤しないときは欠勤にする突然言われてたことに対して不満が噴出するもの当然です。当日の出勤情況についての公開して、終日出勤しなく休んだ人への理解するように努めていない。
一番悪いのは、前日に交通機関休止が明らかであったのに、前日に出勤の安全対策を予め決めて予告周知しなかったことが問題です。工場は全停止する方針を決めて不測の事態に備えて保全要員は準備しています。
関連ブログ
2015年08月27日 - 台風15号☂八幡製鉄所は出勤免除日として前日周知した。
2015年08月26日 - 通勤困難事態は、遅刻扱いとならない