2015/3/12
製鉄所世界遺産は傍で見れない
八幡東区の高炉台公園は、1957(昭和32)年八幡市政40周年記念として整備され、高台に熔鉱炉の形をしたレンガ造りの記念碑を建て、その周りは4体のブロンズ像が囲んでいました。
レンガ造り記念塔は老朽化のため解体撤去され、1995(平成7)年、新しい遊戯具のようなモニュメントが設置され、ブロンズ像はしばらく倉庫に保管されていましたが、またステージ広場に移されていました。この高台にある記念塔は、枝光の2代目八幡製鐵本事務所窓から遠望できました。2代目本事務所は取り壊され跡は現在ロイヤルホテルが建っています。
世界遺産の初代本事務所は、傍まで近づけず展望台の柵の中から木の陰に隠れて背面しか見えません。展望台は北九州市の税金で造りました。傍まで近づいて見られるようにすればよいのにと思うのですが、八幡製鐵所は世界遺産認定されたことが、ありがた迷惑のようなようです。見学者が写真パネルの前に並んで記念撮影しているのは興ざめです。