富山環境整備、三友プラントの事故NEWS

2016/3/24

 富山環境整備 産廃炉高温粉塵浴びて2人死亡・・ 3/14

 三友プラント 産廃置場で火災・・ 3/11

 

    産廃処理会社の事故が続いている。富山環境整備の死亡事故の概要を紹介しています。微量PCBも処理している会社です。

 他山の石としてこの事故の教訓を活かしたいところですが、どこの会社も大事故になると原因と対策は公開しないものです。原因が不明ですが同業労働者として、いくつかの事故原因は推理できます。

 製鉄所の禁制事項遵守に偏重しすぎの安全活動ばかりすると、設備的リスクの根本的な検討がなおざりになりがちです。

 以下NEWSスクラツプ転記。NHKニュースwebは3日経つとリンクできなくなります。

 

富山環境整備死亡事故NEWS

産廃処理施設で社員2人重体

03月14日 22時51分 NHK富山

 富山市の産業廃棄物の処理施設で、処理の途中に排出される高熱の粉じんや熱風を社員3人が誤って浴び、このうち2人が全身にやけどをして意識不明の重体になっています。14日午前9時半ごろ、富山市婦中町でリサイクル事業などを行っている「富山環境整備」の産業廃棄物処理施設で、焼却炉の排出口が詰まる不具合を確認しようとした男性社員3人が、排出口から吹き出してきた高熱の粉じんや熱風を誤って浴びました。3人はすぐに病院に運ばれましたが、この会社の社員で富山市婦中町鶚谷の平野正範さん(37)と、富山市上大久保の小林智弘さん(40)の2人が、全身にやけどをして意識不明の重体です。また、33歳の男性も足に軽いやけどをしました。警察によりますと、この施設は24時間稼働で発電もしていて、3人は、施設が稼働している中で、14日午前8時ごろから点検作業を行っていたということです。また、事故当時、焼却炉内は約850度に達していたということで、粉じんもそれに近い温度だったとみられるということです。警察は、会社から話を聞くとともに15日午前9時半から消防と現場検証を行い、当時の状況や事故の詳しい原因などを調べることにしています。NHK03月14日 22時51分

 

産廃事故 大量の粉じん確認

  NHK富山 03月15日 19時46分

   富山市の産業廃棄物の処理施設で、社員3人が焼却炉の排出口から吹き出した高熱の粉じんや熱風を浴び、1人が死亡、1人が意識不明の重体になった事故で、現場検証の結果、排出口の下に大量の粉じんが落ちているのが確認されました。警察と消防では引き続き、粉じんなどが吹き出した原因などを調べています。

 この事故は14日、富山市婦中町の富山環境整備の産業廃棄物処理施設で、焼却炉の排出口が詰まる不具合を確認しようとした男性社員3人が、排出口から吹き出してきた高熱の粉じんや熱風を誤って浴びたものです。この事故で、富山市婦中町鶚谷の平野正範さん(37)が全身にやけどをして15日未明に死亡したほか、富山市上大久保の小林智弘さん(40)が意識不明の重体となり、33歳の男性も足に軽いやけどをしました。15日、警察と消防が現場検証を行った結果、排出口の下に設置されている受け皿に、大量の粉じんが落ちていたということです。

  会社によりますと、排出口が詰まる不具合は13日夜にほかの社員が点検して見つけ、平野さんたちに引き継いだということです。また、こうした不具合は数年前にも1回あり、その時も今回と同じように社員が点検したということです。

 大量の粉じんが落ちた原因は分かっていないということで、警察と消防では、16日も引き続き社員に話を聞くなどして、事故の原因や安全管理のあり方などを調べることにしています。

  今回の事故を受けて、富山環境整備は「いかなる原因であれ深く反省し二度とこのような事故が起こらないよう、安全対策を徹底していきます」とコメントしています。

 

三友プラント産廃置場で大火事

相模原の産廃処理会社で火災か

- NHK 首都圏 NEWS WEBNHKニュース2016/3/11.

   相模原市消防局によりますと、11日午後5時50分ごろ、相模原市緑区にある産業廃棄物処理会社の「三友プラントサービス」の作業所で火が出ているという通報が相次いで寄せられ、現在、詳しい状況を確認しているということです。

  これまでのところ、けが人などの情報はないということです。 また、警察によりますと、同じ時間帯に「火が出ている」などの110番通報が相次いだということで、現在、確認を急いでいます。

  現場はJR横浜線の橋本駅から南に1キロほどの、住宅や工場が混在する地域です。 ... (以下略)