2016/3/24
ゼロ金利で1%利子補助はありがたいが、貧弱な住宅政策。
社内掲示板で財形貯蓄の申込変更案内が掲示された。財形貯蓄の紹介文書の末尾に「会社は財形住宅預金者(過去、会社から住宅融資を受けた者は除く)に期中平均残高550万円を限度として、年1%の利子補給をしています」と目立たないように書かれています。
ﾏｲﾅｽ金利になり、利息は僅か0.01～0.03%では住宅財形貯金の550万円までの非課税扱いは恩典微々たるものです。それより住宅財形は、会社からの1%の利子補給が大きい。
企業の住宅政策は、自社社宅所有から賃貸社宅へ。持家支援として住宅手当、利子補給へと転換しています。独身寮も共同便所、共同浴場の宿屋から、ワンルームマンション形式に転換しています。
光和精鉱は、60歳以下全員に住宅手当3000円/月の支給しましたが、今後どのような住宅政策を志向しようとしているのか、さつぱり見えません。
新日鐵住金の財形利子補給は次のとおりです、加入資格は再雇用、嘱託を含んでいます。
<新日鐵住金財形預金利子補給>
住宅積立財形 1000万円まで利子補給1%/年
奨学資金財形 中学1年以下で 月例賃金2万 賞与4万円限度積立上限 利子補給1%
光和精鉱㈱は住宅財形利子補給は550万円まで1%、定年後の再雇用は加入資格は喪失します。
新日鐵住金には、住宅施策に限らず、ライフサポート制度として満6歳までの育児・託児所利用料金の補助がある。3歳まで52500円/月、4歳から6歳到達年度まで31500円/月の利用料補助金の支給があります。社内24時間保育所設置も計画されています。
光和精鉱㈱の子育支援は、家族手当1000円/人ぐらいで、子の就学資金積立利子補給もないし、子の看護休暇は無休です。
