足して2で割り切り捨てる。

画像  保育所落ちたの私だ と国会前抗議集会     ANNニュース2016/3/6
画像 保育所落ちたの私だ と国会前抗議集会 ANNニュース2016/3/6

2016/3/25

子の養育のための積立年休は契約社員にはない。

 

「保育所落ちた。日本死ね。一億総活躍社会じゃなのかよ・・」のブログに安倍総理が「匿名である以上、実際本当に起こっているか確認しようがない」と国会答弁した。「保育園落ちたのは私だ」と抗議集会が開かれて、保育所待機児童が増えていることが知りました。

 企業が子育て支援として社内保育所設置の動きが広がっている背景を理解できます。

 

   光和精鉱で働く非正規雇用の契約社員は、正規社員に登用されることはなく、子の看護休暇も無給で、積立年休もない。

 社員は、子の看護休暇無給の代替えとして積立年休使用できますが、契約社員は、積立年休制度が適用されません。 当ユニオンは、子の看護休暇の有給化を要求しましたが、光和精鉱㈱はなんら応えてくれません。 

     積立年休の使用目的で「子の養育」があります。養育とは、中学卒業までの子の通院、入院、予防接種のための付添、入学・卒業式、運動会および学芸会等の全校的な学校行事(保育園、幼稚園を含む)の出席のため欠務する場合です。子の養育は男女でおこなうものですから、男性も使用することができます。

  

 子の看護(養育)を積立年休使用にするのか、有給にするのかは、会社にとっての労務費負担の大小の視点であり、少子化対策として社会的貢献しょうとする意志があれば、対象者を広く拡張する視点が感じられません。

  光和精鉱㈱は、双方の親会社の制度を足して2で割って切捨し、双方よりも下回るようにする思考です。

 勤続年数の浅い人は、積立年休がたまらないので、子の看護休暇は有給としてもらいたいものです。