2016/5/31
契約社員の人事発令はお知らせしない。
光和精鉱株式会社では、契約、非常勤嘱託社員の人事発令は公開されない。「あれ、辞めた人がまた働いている」と不可解に思うのです。
光和精鉱株式会社では、出戻社員が過去6人にいます。希望退職で辞めた人3人、定年再雇用で転職退職した人1人、任意退職した人2人です。
退職者を再採用する例は看護師では以前からあります。民間企業でも増えていているようです。再就職者の歓迎会を奨励している会社もあるそうです。
「ブーメラン社員」とか「出戻り社員」に対して、我慢して辞めずきらず働いている在職者からしてみれば、冷ややかな感情がある。「潔い」「恥の文化」(山本七平)を抱いていること、終身雇用制度の慣習から、日本の企業では採用する側から敬遠し、特定者からの縁故と口利きのえこひいきを嫌悪するからです。
本人からすれば、退職し再就職した会社が合わず、慣れた前の会社に戻って就職するのはカッコ悪いというか、バツが悪い。他によい転職先ないので懇意にしてくれる人を頼ることを避難できない。
採用人事を社員に知らせないのは、やましさ、後ろめたさがあるからでしょうか。それとも、身分の違いを本人に認識させるためなのでしょうか。
人事異動発令のすべてみんなにお知らせするようにして欲しいものです。
周知しない理由を聞いても会社は回答しない。問題は、公平な採用選考です。採用がコネと縁故が優先する企業でよいのかです。
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