2016/6/10 07:40
年間超え代休協定を事後変更で骨抜き
光和精鉱株式会社の年間36協定は、週、月、年で時間外労働の上限を定めている。月間超えは翌月代休付与するが、年間超えは翌年度代休付与する協定となっています。
年間超えの代休の賃金清算は基本給日額の30%控除です。月例超えの代休は、基本給日額100%控除ですから、年間時間外超えの代休は30%控除と有利なのです。
光和精鉱株式会社では、数十年間、年間超えしている人多く、本来付与すべき代休日数を減日して、最大5日としている。36協定の特別延長休日労働含み600時間ですから、理論的には(600-400)/7.75=26日の代休付与となるところが5日で済むことになる。
年間上限規制を形骸化させては、残業削減対策を真剣に取り組まない。軽減日数は1/2にすれば、まじめに残業削減態勢を整える動機つけになるでしょう。
残業削減はトラブルの臨時突発減らすので発想ではなく、毎日の定常業務減らすことしないと減らないことを会社はようやく悟ったようです。
年間36協定超えの代休付与日数(2016.5.27労使協定)
代休日数算式(端数切り上げ)
a 早出残業時間
(時間外労働-400h) / 所定労働時間7.25or7.75
b 休日出勤務含む時間外
{(休日出勤務+時間外労働)-400h)} / 所定労働時間7.25or7.75
代休日数減額変更
16日以上→5日 -11
13~15日→4日 -11
10~12日→3日 -9
7~9日 →2日 -7
1~6日 →1日 -5