2016/6/18 07:51
再雇用の一時金(賞与)見舞金設計 団体交渉報告
光和精鉱ユニオンは光和精鉱株式会社と「再雇用全欠者見舞金額」について、2016/6/17団体交渉しました。
見舞金の性格について、管理職には欠勤控除があるのかを尋ね、見舞金は全社員同額であることを確認して、見舞金の性格と目的を当ユニオンの代案(組合員専用ページ掲載)を文書にて訴えました。会社担当者は、ランク別金額格差つける当初提案は撤回しました。
労働時間規制適用除外者の管理職には欠勤控除がないことを問うと、会社は返答拒否し、全欠者無資格者の見舞金額は未検討とのことでした。、
見舞金は、各級賞与額にスライドするのではなく、資格に拘わらず一律同額とし、結果として低所得者ほど対給与月数は高くなる。賞与低額の人は、1日でも出勤して欠勤控除後賞与額より全欠者の見舞金が高くなる場合が起こるので最低保障額設定することが必要であることを説明しました。ついでに、新入社員の金一封額は、現下収支情況や雇用情勢から低額すぎることを意見しました。
会社は当ユニオンの提案の論理は納得したようですが、妥結賞与水準、会社収支情況、雇用情勢により、割合率は可変することを補足しました。
最終的には、後日、会社の回答を待って、合意内容を議事確認を作成して継承していくことは必要です。会社が議事確認書文案がもたつくようであれば、当ユニオンから起案することにします。労使協定は当該組合員のみ効力がある。非組合員のことに関して労使協定はできないとしても、拡張効力はないが波及効果があります。
賞与全欠勤者の見舞金設計 ユニオンの代案
正規社員(管理職含む一律) 世帯者 組合員平均妥結額×0.40 独身者 世帯者×80%
再雇用(一律) 世帯者 正規社員額×0.75 独身者 世帯者×80%
契約社員 別途協議
嘱託 別途決定
組合員見舞金×0.40の係数は労使協定しておらず、0.40で算出した額で配分協定している。
計算係数は賞与水準、会社経営情勢、社会情勢の激変が生じたときには協議のうえ変更する。
賞与最低保障新説・・各雇用身分の見舞金額と同額とする。