2016/6/30 22:58
出世欲強いのも個性の一つ
出世欲の強い人は自己顕示欲が強い。人の目につきにくい地味な仕事は他人に押し付けます。忠誠を尽くす部下を可愛がります。部下は自分が出世するための道具に過ぎないと考えています。自分の趣味や価値観を部下に押し付け、抵抗する部下は、人事異動で排除します。人の欠点や悪口を言いまくり、自分がいかに優秀であるかをまくし立て、自慢話しが多い。
ライバルは常に足を引っ張る機会をうかがっています。同僚や部下には面倒な仕事を押し付け、部下の成果は自分の成果、部下の失敗は自分の責任ではない、本人の欠陥であると転嫁します。
社長や実力者にゴマをすり、自分をアピールすることをためらいません。人の欠陥を告げ口して自分を売り込みます。出世に役立ちそうにないことには関心を示しません。自分の役に立たない他人への支援や協力は消極的です。仕事絡みでのゴルフなどの上司や業者との交友関係作りに熱心です。社内のﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄな友人は少なく、家族主義で教育に熱心です。
能力は、学習と経験を積めば成長しますが、品性はすぐには変わりません。変わらなくてもよいのです。
品性は個性です。個人の個性は尊重されなければいけません。企業は出世欲持って競い合ってもらいたいのです
好きな物を手に入れ、自慢する自己実現があります。高次段階欲求の「他人から尊敬される」「名誉欲」（マズローの欲求段階論）ことを権威で認めさせようします。出世欲が強いのは、思想信条の自由であり個性ですから尊重されなければいけません。ただ、他人を不幸にするような個性は尊敬されません。
日本国憲法
第13条（個人の尊重）
全て国民は、個人として尊重される。 生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限の尊重を必要とする。
第19条(思想および良心の自由)
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
