2016/10/7 06:45
青春の門 再開
五木寛之の小説「青春の門」は、現在第8部までで止まっていて未完の作品です。
母親タエ役の吉永小百合が信介に朝鮮人をイジメてと叱られ「なんちかんち言いなんな」と謝りに朝鮮部落に行く映画シーンは印象にのこっています。小説の文書では、印象に残らない部分でした。
五木寛之は、うつ病になって長期休筆して、お寺巡回をしていて、エッセーばかり書いていてました。最近は浄土真宗の「蓮如」「親鸞」は、宗教ぽくなく物語として優れた作品と思います。もう「青春の門」の続きは、書かないのかと思っていたら、再開すると新聞報道ありました。第8部 「風雲篇」は週刊現代で立ち読みして毎週読んでました。1994年に終わって単行本にならずにいます。近く単行本が発刊されるという。
9部執筆スタートしたら「週刊現在」の立ち読み再開です。青春の門は初刊から40年経っているのに伊吹信介は年を取らない。9部は何歳の信介になっていることでしょう。織江はどうなったのでしょう。楽しみです。