人事考課票から再雇用更新希望欄削除された。

再雇用の人事考課項目
再雇用の人事考課項目

2016/10/24 19:45

 人事考課は、未来を評価するのではない

 

   再雇用の人事考課表(ママ)から再雇用更新希望項目欄が削除されました。だが、上司の評価欄には、再雇用更新希望に対する上司の見解欄が残っていた。これを人事担当に尋ねと校正ミスとの言い訳ありました。

   再雇用更新手続きは、9月末に直属上司を経由せず総務人事へ提出し、希望者には付与業務や賃金ランクの提示がなされて、次年度の再雇用労働条件が10から12月確定し労働契約が更新される。直属上司が対象者と直接話すことは禁止していないが、再雇用手続きの窓口は総務人事部門なのです。この経緯については、過去のブログに何回か書いています。

 

 人事考課は過去を評価するものであり、これから先の未来のことを評価する誤りが根底にあるので、考課項目設計が狂っていてはどんなに考課者訓練しても公正な評価はできない。

 未来の業務課題は、目標管理シートで課題を確認し、目標の到達状況を評価します。これとて、いまから先の取り組み姿勢や構えを評価の対象とするのはおかしい。これから先のことは大切なのであるが、終わった過去のことだけを問うのが人事考課です。正規社員の考課票には、「将来のリーダーとして期待できる・・」などの心情を添え書きして、将来の伸長を期待し予見して高い評点S,Aをつける考課者がいる。

 

過去関連ブログ→

2015年09月21日 - 再雇用更新希望を年3回もおこなう

2015年10月05日 - 人事考課は過去を評価するもの、再雇用希望は未来のこと

2016年04月04日 - 人事考課の契約更新希望欄。

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