起業祭

八幡製鉄工場見学記念品 トピートカーの消しゴムです。
八幡製鉄工場見学記念品 トピートカーの消しゴムです。

 2016/11/7 07:18

起業祭の想いで

 

 八幡起業祭で戸畑熱延工場見学に11/4行ってみた。土曜出勤務日なので年休とった。

  工場建屋の高台に見学用歩廊を設けていて、そこを歩いて見下げて鳥瞰する。オレンジ色の鉄塊がロールで圧延される風景がよく見えます。熱延工場見学時間は歩廊を歩く時間ですから10分の短時間で終わりました。見学回廊が整備されて見せる工夫は感心する。

 

 その後、亡母が世話になっていた老人ホームの人達の付き添い要員として中央町の起業祭へ行った。老人のむかし話しを傾聴する。11月18日の起業祭は学校が休みだったのは遠い昔しのこと。起業祭の日は特別こずかい貰って買い物するのが待ち遠しかった。

 八幡は「鉄の都」と言って自慢し、公害たれ流は当たり前で仕方ないと思わせられていた。洞海湾は工場排水の大きなピットのようなもので、海ではなかった。空はスモッグでどんより灰色で青空を見るのは少なかった。1964年の東京オリンピック後の高度成長は日本中で公害が顕在化してくる。

  小6の図画の時間、宮田町の高台から洞海湾の工場群のスケッチ絵で工場は黒色、海は茶色、空は鉛色に朱色の太陽を描いた絵が市のコンクールに入賞したことがあった。クラスの女の子は「なんで、きちゃない絵がいいのですか」と先生に抗議していたことを数年前の同窓会で知った。