2017/3/1 19:53
2万円の賃上げ要求は高くない。
2017/3/1、光和精鉱ユニオンは光和精鉱株式会社、社長・石橋幸雄様宛てに2017春闘要求書を提出しました。
賃上げ2万円の要求のほか休日増、退職金新設などの要求をしました。
非正規は、定昇もなく、住宅、家族手当もない。賞与は正規社員支給額にスライドします。そもそも低賃金ですから賃金収入だけでは、標準生活を営む費用としては不足です。2万円増は法外な要求ではありません。増額がいくらより、賃金収入水準をどこまで引き上げるかの要求です。
再雇用ランク1の年収は昨年より△8% △23.5万減っています。年収1500万前後の部長、経営役員が、8%の年収減120万円下がっても、貯金を減らせばよいだけですが、低賃金層は収入減即生活の貧窮化となります。
正規社員が非組合員の再雇用の賃上げ4000円要求してくれていますが、無年金で年収300万円未満の水準設計の見直しの視点が大切です。
組合員が再雇用になったときの非組合員の労働条件を議題とするのであれば、組合員が管理職になったときの非組合員の労働条件の労使交渉に応じるべきです。
リンク➡
基幹労連の春闘取り組み 独立行政法人労働政策研究・研修機構HP 2016年12月9日
2017春闘の基本構想や60歳以降の働き方を討議/基幹労連のAP17討論集会
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