2017/3/17 20:08
低引火点の廃油は細心の注意を怠ると大火災になる。
2017/3/17 三和油化工業・茨城事業所で、廃油ドラム置き場から火災が発生し、爆発延焼で住民が一時避難する大事故が発生しました。 産廃情報ネットの「優良産廃処理者認定制度に係る公表事項」によれば、同社は愛知県刈谷市本社を置き、茨城の処理工場は平成25年3月に茨城事業所は事業開始し、引火性廃油、特定有害物廃油を中心に混合え大量エマルジョン化処理し、溶剤燃料として450t/月販売しています。
この火災で1名の方が遺体で発見されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
光和精鉱株式会社も引火性廃油の処理をしていますので、危険物取扱の順法だけでなく、危険予知をして作業をすることが求められています。
三和油化工業は、7年前の2009年10月26日、本社刈谷工場で廃油タンクが爆発炎上事故を起こしています。可燃性の水溶性アルコールを注入しながら、配管を溶接火花が周辺に広がらないようにすることを怠り、タンク内の油に引火させ爆発を引き起こしてます。この事故以前にも爆破や火災事故を起こし、広範囲にタンクの破片が飛び散って被害が出だしていますので2009年の事故に対して、警察は業務上過失激発物破裂ならびに無許可工事の疑いで当時の工場長ら4人を書類送検されています。(産業安全と事故防止について考える ・Safety First ブログから)
リンク
NHK 3 月17日 18時47分
(NHKニュースは7日程度で掲載中止されます)