2017/7/29 21:08
違法残業とは36協定無視すること
厚生労働省は2017/7/26に2016年4月から2017年3月までに長時間労働が疑われる事業場に対して労働基準監督署が実施した監督指導の結果を公表しました。
対象となった23,915事業場のうち、是正・改善に向けた指導を行ったのは10272件 66.6%(重複違反含むのか不明)となっています。どこの会社もおこなっているので違反法令違反と認識していない企業が多いのでしょう。
違法残業とは、労使協定36協定を守らず時間外労働をしたときです。36協定の特別延長は、労使の自主規制は企業競争あるので、法律で上限定めないと法違反にならないように、上限時間は健康診断受診させれば、いくらでも長くできるにで、法律で規制することが求められます。
光和精鉱株式会社の36協定は、特別延長の事前協議、36協定超えたときの代休付与義務を定めています。36協定内容を順守しないことは、労働基準法違反となります。
36超えないように時間外過少申告することは、労働時間把握義務違反となります。是正勧告をうけ是正措置とっても、また違反を繰り返すと送検され、刑事罰を受ける可能性があります。
過去ブログ
2016年06月10日 - 36協定年間超え、代休日数減措置
2016年11月06日 - 労働時間の把握義務は使用者にあり
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