電通 違法残業事件検察側の冒頭陳述と論告要旨

電通本社ビル 従業員数2015年12月31日現在連結:4万7,324人 単体:7,261人
電通本社ビル 従業員数2015年12月31日現在連結:4万7,324人 単体:7,261人

2017/9/24 09:27

 

全通、36協定時間延長し、過少申告させて違反ゼロ

 

 電通違法残業裁判で検察は、電通は2014年是正勧告受けて、36協定規制時間延ばして、過少申告させて違反ゼロとして取り繕っていたことが明らかにされた。2014年10月だけでに1400人の違法残業があったというのは、ほぼ全員が残業の過少申告がおこなわれたと推測できます。電通社長は公判で「事件が起きてから、社員一人ひとりの残業時間を毎日管理するよう改めた」と公判で陳述しています。裁判は違法事実を電通が全て認めているので争うことがないので1回の公判で結審した。2017/10/6判決。

 過労死させて、労基法違反罰金50万円の求刑は軽すぎるという意見がネット間で飛び交っています。直属上司は起訴猶予というのに遺族は納得していないの共感できます。

 公判内容での陳述書の全文はまだ公開されていないようです。毎日新聞に要旨のみ掲載されていたので、以下の転記します。

 

電通 違法残業事件

検察側の冒頭陳述と論告要旨/弁護側の最終弁論要旨と社長の最終意見陳述要旨

毎日新聞2017年9月23日 東京朝刊