河内貯水池の紅葉

2017/11/28 07:02

 

ダム湖に沈んだ機関車伝説

 

 八幡製鉄所の河内貯水池は大正7年5月着工し昭和2年3月に完成した。工期8年、総工費は現在価格で55億円位に相当する。工事は、半数以上は朝鮮人の労働者が従事した。ダム完成した直後にはマス、フナ、鯉を放流して釣魚券を親和会が取り扱っていた。

 1970年頃まで湖畔に八幡製鉄保養所あり、白鳥を飼ってたが、いつのまにかいなくなった。1960年頃にはアイススケート場ができたあったが来場者少なく赤字で2年で潰れた。その跡に九州民芸村ができたがこれも2009年閉鎖された。

 河内ダムの底にダム工事で資材運搬をした蒸気機関車が湖底に沈んでいると伝説がある。

 史実によれば、ダム工事資材運搬用に堰堤から眼鏡橋までレールが敷かれ、7月の梅雨末期豪雨によりダム水量が急激に増えて、機関車が水没した。8月に放流してダム水位は下がったが機関車は使い物にならないので解体して鉄スクラップと処分した。ダム完成時に1両記録から抹殺されていたため、この機関車が湖底に沈んでいるとう伝説が生まれたそうです。真相を確かめるためTNCとフジテレビ、ダイバーが貯水池に潜って、金属探知機で調べたが確認できなかった。
 幼い頃、河内ダムの下には、小さな石造りの建屋があり、ここに小人が住んでいたとか、眼鏡橋に幽霊がでるとか、遠足に行くたびに話題になりました。
 11/23奥河内に鮒つりに行ったがブルーギル、ブラックバスに鮒が食べられているのか鮒は6匹しか釣れませんでした。