また、うつ病による退職発生

画像 体育学研究室ブログから
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2018/6/5 07:35

性格はすぐに変わらないが、働く環境は変えれる

  

 光和精鉱株式会社では、最近、また、うつ病で2人退職しました。これまで、精神疾患による退職した累計は7人います。社員150人ですからその割合は高い。  

 うつ病罹患者は、自分の性格による自責の念から、働く環境、仕事のさせ方について意見や要望を言うことは少ない。真面目で責任感が強く、やさしく、文句を言わない従順な人物が企業として好ましい人物像です。性格はなかなか変わらないが、周りの環境は変えてやることができます。メンタルヘルスになったときの相談態勢、リハビリ勤務態勢は整っていますが、うつ病になる人が多いのは、やはり働かせ方に問題があるからです。 

 

  成果主義的賃金制度により、個人成果、責任を追求する。評価は相対的ですから競争となる。同僚同志で協力して助け合わない職場雰囲気が、長時間労働と相まってうつ病となる。

 

  教員のうつ病休職が増大しているのは、単に個人の資質によるものではなく、働かせ方に問題があると解析して、部活の休日、要員増、拘束労働時間の把握などようやく対策に着手し始めています。