マクロスライドで年金支給額減らして100年制度維持する。

 2019/7/21 16:52

マクロ経済スライスド制度とは年金減らす仕組み

 

 老後に2000万円が必要と記述した金融庁の報告書が大問題となったことを受け、安部首相が「マクロ経済スライド」で公的年金の維持するという。マクロ経済スライドとは、減額するための仕組みです。物価上昇にスライドの年金を、賃金伸び率、年金加入者数、年金収入減で減らす仕組みです。

 現在65歳の人で標準生計費の不足額の20年分が2000万円。金融庁報告の2000万円む不足は妥当な数値です。年金収入の不足は退職金や預金取り崩し生活しているのが現況です。

 これから先、年金額は実質逓減していきます。マクロスライドとは、年金額の伸びを物価の伸びより低く抑えることで、年金額を実質的に減らす制度です。年金減らして年金制度「100年安心」と自慢するのが与党です。

 マクロスライドで現在41歳以下の人は、65歳から30年間の年金受取額累計は1600万円。普通の生活するには現在65歳の人で2000万円不足。現在41歳以下の人はこれに1600万不足が加算となるので3600万円不足となる。

 

 光和精鉱の場合で考えてみると、マクロ経済スライド年金制度が続くならば、60定年退職金は高卒モデル1600万円程度ないので退職金3600万円に増やすか、貯金できるよう65歳定年延長で最低賃金引上げする年金減の対策として退職金増、定年延長して賃金増やして貯蓄するなどの自助努力と企業施策が求められます。

 国の政策転換としては、年金保険料収入増やすために非正規労働者減らす、年金保険料月給50万円賞与150万円の上限を保険料引き上げて年金収入増やす、過渡的には年金積立金2200兆円を株式投資に回さず、取り崩して凌ぐ政策転換を期待します。