2022/6/24
2021年度決算はPCB処理特需で大幅黒字
2019年度は4号炉ダスト焙焼炉ボイラー更新で排ガスダイオキシン基準値超えて、北九州市から操業自粛の指導を受け手直し工事で長期間休止し赤字でした。休止損失は特別損失とし社宅跡地を東宝ホームへ売却して、特別利益と相殺した。経常利益は△3.06億円の赤字でした。
翌年2020年は低濃度PCB廃棄物処理単価下落と受注減、排ガス水銀規制による廃棄物処理の制約により処理収入が減で、かろうじて1.97億円の黒字決算でした。
さて、2021年度は、低濃度PCB廃棄物の特別受注があり、経常利益7.86億円とし特別損失1.95億円計上しています。北九州市若松のPCB処理期限が延長となり、この受注が期待されるところです。純利益4.08億円あるのに親会社へ配当はしていません。親会社の日本製鉄、DOWAの決算は黒字の好決算で配当受けると税金増えるので配当を求めなかったのかは不明です。
今年度2022年度もJESCO北九州市のPCB処理期限が延長となりここの廃棄物の受注が続くことが期待されます。
[入札結果]運転廃棄物等(北九州)の外部処理委託(令和4年度)(令和4年3月4日)【PDF: 51KB】
2022/6/27
光和精鉱役員異動人事 2022.6.20付
2022年6月の株主総会の取締役人事で日本製鉄出身の平嶋直樹社長は退任しアステック入江に再就職し、DOWA出身の加納睦也副社長が社長に変わりました。取締役の製鉄出身の総務部長市丸雅之は退任、DOWA出身営業部長・重松一成は退任し中国のDOWAの廃棄物会社へ異動しました。退任役員の代替えは日本製鉄とDOWA出身の新しい役員が就任しました。 役員5人、常勤監査役なし、非常勤務監査役4人のいびつな役員構成です。
<2022/6/20付光和精鉱役員人事>
代表取締役社長 加納睦也
代表取締役副社長 笹川真司
取締役 駒林徹
取締役 有働康之
取締役 中島浩史
監査役 4名 全員非常勤
優良産廃処理業者認定制度に係る公表事項webの2022/6/24現在の役員は更新されていますが、組織図は1年前の2021/6/15現在の図のままです。1年前の旧いまま更新しないのは優良事業所認定の取り消し対象になります。
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